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簿記3級に独学で合格するには、テキストや動画で学んだあとに、問題を解いて、身につけることが欠かせません。そのときに使うのが、問題集です。ただ、書店には、たくさんの問題集が並んでいて、どれを選べばよいか、迷う方も多いと思います。この記事では、私が3級・2級で使った問題集を紹介したうえで、問題集を選ぶときのポイントを説明します。
私が使った問題集
私が使ったのは、TAC簿記検定講座の「合格するための本試験問題集」です。3級と2級のどちらも、同じシリーズを使いました。本試験と同じ形式の問題が収録されているので、試験本番を意識して、問題を解く練習ができます。
勉強の中心にしたのは、無料で使えるCPAラーニングです。私は、CPAラーニングを中心に学び、問題集で演習しました。学び方は、人によって違うので、「何で学ぶか」と「何で演習するか」を、分けて考えるとよいと思います。
紹介する問題集:TAC出版「合格するための本試験問題集 日商簿記3級 2026年AW対策」
私が使ったシリーズの、新しい版です。商品名には、「本試験タイプ12回分」「ネット試験・統一試験に対応」「別途模試プログラム10回分付き」とあります。「2026年AW対策」なので、2026年度の秋・冬の試験(2026年11月、2027年2月)を受ける方向けです。
上の「2026年AW対策」の版は、2027年3月31日までの試験に向けた問題集です。2027年4月1日以降に受験する方は、出題範囲の改定に対応した版が出ているかを、商品ページで確認して、選んでください。価格や在庫は、変わることがあるので、Amazonの商品ページで確認してください。
問題集を選ぶときのポイント
1. 受験する年度に対応した版を選ぶ
これが、いちばん大切です。簿記検定は、毎年度4月1日現在で施行されている法令などに準拠して出題されます。そのため、古い版の問題集には、いまの試験とは違う内容が、含まれていることがあります。
とくに、2027年4月1日以降の試験では、3級の出題範囲が改定されます。日本商工会議所が公表した内容のうち、3級に関係する主な点は、次のとおりです。
- 紙の手形・小切手に関する出題が、なくなる。
- 販売のつど売上原価勘定に振り替える方法が、2級から3級に移る。
- 有形固定資産の除却・廃棄と、定率法(簡易な出題)が、2級から3級に移る。
くわしくは、日本商工会議所の出題区分表のページで確認できます。問題集を選ぶときは、表紙や、書店の説明で、「○年度対応」「改定対応」などの表記を確認しましょう。受験する時期に合った、最新の版を選ぶことが大切です。私が使ったのは、当時の版です。今から選ぶ方は、受験する年度に対応した版を、選んでください。
2. 問題集のタイプを、目的に合わせる
- 基本問題を、分野ごとに解くタイプ:学び始めの時期に向いています。仕訳や、勘定記入など、一つずつ身につけられます。
- 本試験の形式で、通して解くタイプ:試験が近づいてきた時期に向いています。時間を計って解くことで、時間配分の練習になります。私が使った「本試験問題集」は、このタイプです。
はじめての方は、まず分野別の問題で基礎を固めて、そのあとで、本試験形式の問題集に進むのが、自然な流れだと思います。
3. 解説が、わかりやすいか
間違えた問題を、なぜ間違えたのか、自分で理解できることが大切です。書店で、解説のページを、実際に開いてみましょう。独学の場合は、とくに、解説の丁寧さが、学習のしやすさに直結します。
4. 自分の学習方法と、合っているか
動画講義やテキストで学ぶ方は、問題集は「演習用」と割り切って、解説が簡潔なものでも、十分に使えます。反対に、問題集だけで学ぶ場合は、解説が丁寧なものを選びましょう。
無料のドリルも、あわせて使おう
問題集は、1冊を、繰り返し解くことが大切です。当サイトの3級の仕訳ドリルや、精算表・貸借対照表のドリルは、無料で、何度でも解けます。問題集で間違えた分野を、ドリルで、集中して復習する、という使い方ができます。試験全体の勉強の流れは、簿記3級の勉強法|独学で合格するまでの流れと、試験の概要で解説しています。
