簿記3級の第3問では、決算整理を行ったうえで、精算表や、貸借対照表・損益計算書を作成する問題が出題されます。このページでは、精算表の作成問題と、貸借対照表・損益計算書の作成問題を練習できます。第1問・第2問で学んだ知識を、1つの表にまとめる力を養いましょう。
精算表とは
精算表は、試算表の金額に、決算整理の仕訳(修正記入)を加えて、損益計算書と貸借対照表の金額を求める表です。表は、「試算表」「修正記入」「損益計算書」「貸借対照表」の4つの欄に分かれています。
- 決算整理事項を、1つずつ仕訳にします。
- 仕訳の借方・貸方の金額を、修正記入欄の該当する勘定科目に書き込みます。
- 「試算表+修正記入」で求めた金額を、収益・費用は損益計算書欄へ、資産・負債・純資産は貸借対照表欄へ移します。
- 損益計算書の差額(当期純利益または当期純損失)と、貸借対照表の差額が一致することを確認します。
貸借対照表・損益計算書の作成
決算整理後の残高などをもとに、貸借対照表と損益計算書を作成します。勘定科目が、損益計算書(収益・費用)と貸借対照表(資産・負債・純資産)のどちらに表示されるのかを、正しく区別することが大切です。貸借対照表の資産合計と、負債・純資産の合計は、必ず一致します。
解くときのポイント
- 決算整理事項は、現金過不足、貸倒引当金、棚卸、減価償却、費用・収益の繰り延べと見越しなど、決まった論点の組み合わせです。論点ごとに、仕訳の型を覚えておきましょう。
- 精算表の問題には、「ヒント」があります。まず自力で解き、わからない決算整理事項があったときにだけ開いてください。
- 最後に、当期純利益が損益計算書欄と貸借対照表欄で一致するかを確認すると、ミスに気づきやすくなります。