次の仕訳問題を解いてみてください。
ヒント:仕訳のポイントを見る(クリックで開きます)
- 外貨建ての取引は、取引をした日の為替相場で円に換算して記帳します。
- 決済のときは、決済日の為替相場で換算した金額と、帳簿価額との差額を、為替差損益として処理します。買掛金は、相場が円安(円の価値が下がる)になるほど支払額が増えるので、為替差損になります。売掛金は、円安になるほど回収額が増えるので、為替差益になります。
- 前払金・前受金は、支払時・受取時の為替相場で換算した金額で記帳しているため、決算で換算替えはしません。商品を受け取った(引き渡した)ときは、前払金(前受金)の円換算額は、支払時(受取時)のままで、残額を取引時の為替相場で換算します。
- 決算では、外貨建ての売掛金・買掛金を、決算日の為替相場で換算替えして、差額を為替差損益で処理します。
- 為替予約を付した外貨建債権・債務は、予約レートで換算した金額で記帳します。換算の差額は、問題文の指示にしたがって、為替差損益などで処理します。
問題1: アメリカの仕入先から商品10,000ドルを掛けで輸入した。輸入時の為替相場は1ドル140円である。
問題2: 上記の買掛金10,000ドル(帳簿価額1,400,000円)の支払期日が到来し、当座預金から支払った。決済時の為替相場は1ドル143円である。
問題3: アメリカの得意先へ商品20,000ドルを掛けで輸出した。輸出時の為替相場は1ドル138円である。
問題4: 上記の売掛金20,000ドル(帳簿価額2,760,000円)を回収し、当座預金に入金された。決済時の為替相場は1ドル141円である。
問題5: かねて輸入契約にあたり前払金2,000ドル(支払時の為替相場1ドル135円で換算した帳簿価額270,000円)を支払っていた商品10,000ドルを受け取り、残額8,000ドルを掛けとした。輸入時の為替相場は1ドル140円である。
問題6: かねて輸出契約にあたり前受金3,000ドル(受取時の為替相場1ドル133円で換算した帳簿価額399,000円)を受け取っていた商品15,000ドルを輸出し、残額12,000ドルを掛けとした。輸出時の為替相場は1ドル139円である。
問題7: 決算日を迎えた。買掛金のうち5,000ドルは輸入時の為替相場(1ドル140円)で換算されている。決算時の為替相場は1ドル144円である。決算に必要な仕訳をしなさい。
問題8: 決算日を迎えた。売掛金のうち8,000ドルは輸出時の為替相場(1ドル143円)で換算されている。決算時の為替相場は1ドル141円である。決算に必要な仕訳をしなさい。
問題9: アメリカの仕入先から商品10,000ドルを掛けで輸入し、同時に買掛金の決済日を期日とする為替予約を行った(振当処理)。輸入時の直物為替相場は1ドル140円、先物為替相場(予約レート)は1ドル142円である。
問題10: 買掛金10,000ドル(輸入時の為替相場1ドル140円で換算した帳簿価額1,400,000円)について、決済日を期日とする為替予約を行った(振当処理)。予約時の先物為替相場は1ドル143円であり、差額はすべて当期の損益として処理する。
問題11: 上記の為替予約を付した買掛金10,000ドル(予約レート1ドル143円で換算した帳簿価額1,430,000円)の支払期日が到来し、当座預金から支払った。決済時の直物為替相場は1ドル145円である。